姿勢が悪いと骨盤底筋群に悪影響|産後トラブル解消のピラティスエクササイズ紹介
骨盤底筋という言葉は、今では一般の方でも多く耳にすることが多くなりました。
骨盤底筋とは、骨盤に付着するドーム状の筋肉で排泄・内臓の支持・呼吸の補助など、生活の上で欠かすことが出来ない大切な機能を担っています。しかし、産後や日常の悪い姿勢などが原因でこの骨盤底筋が正しく使えていない人が非常に多いです。
骨盤底筋が正しく使えないと、尿トラブル・便秘・腰痛・股関節痛など様々な不調に直結します。
骨盤底筋の活性にはピラティスや呼吸エクササイズが非常に有効です。
今回の記事では、姿勢と骨盤底筋の関係や解決方法についてお伝えします!
骨盤底筋とは?
骨盤底筋とは、骨盤底筋群という筋肉の集合体を指します。

このような形状で骨盤の空間を覆う10個以上の筋肉の集合体です。(文献によってはお尻の筋肉なども含まれます)
骨盤底筋群の主な機能は主に5つです。
①内臓の支持
②排泄機能の制御
③姿勢の維持
④呼吸の補助
⑤性機能の補助
このように生活の上で欠かすことが出来ない大切な機能を担っています。
なぜ骨盤底筋がゆるんでしまう?
しかし現代人はこの骨盤底筋が使えていない人が多く、その結果冒頭でも紹介したような腰痛や尿トラブルなど、様々なトラブルに直結しています。
骨盤底筋がゆるんでしまう原因の多くは日常生活の中に隠れています。
・悪い座り方
・座り姿勢or立ち姿勢が多い
・骨盤が前方に出た姿勢をしている
・骨盤が後ろに倒れてO脚
勿論、出産や加齢などの要因もありますがそのほとんどは日常生活の姿勢やくせが原因なのです。
これらの原因から紐解かなければ、仮に骨盤矯正などを行っても骨盤底筋群が正しく機能することはありません。
そもそも、骨盤底筋群は筋肉の為自分で動かして筋肉や感覚を鍛えるしか改善方法はないのです。
骨盤底筋群を鍛えるエクササイズ方法
骨盤底筋群はエクササイズで十分鍛えることが可能です!今日は2つのエクササイズをご紹介します。
ベリーリフト
四つん這いで呼吸を行うエクササイズ。
息をしっかり吐き切ることで骨盤底筋群が活性し使われます。
ショルダーブリッジ
背骨を一つずつコントロールしながらお尻を上げるエクササイズ。お尻のトレーニングですが、背骨をコントロールするタイミングで骨盤底筋群が少しずつ出力が上がっていくことが感じられます。
ショルダーブリッジ応用
ショルダーブリッジの応用版です。お尻を上げたところで片足を上げ支えます。骨盤底筋群は左右に分かれており、これで交互に出力を上げつつ負荷も高めることが出来ます。
この3つを10回ゆっくり行うことで、姿勢を改善し骨盤底筋群を活性させることが出来ます。
頻度はできれば毎日行うとより効果的です。骨盤底筋群は強さよりも感覚が重要なので、何度も行うことが重要なんです。
まとめ
骨盤底筋群はゆるやすい筋肉ですが、そこが機能不全を起こすと様々なトラブルの原因になります。
その原因のほとんどは悪い姿勢や日常のくせで、それを改善するにはピラティスエクササイズがおすすめです。
骨盤底筋群に感覚を入れるには頻度が重要なので、できれば毎日エクササイズを行って骨盤底筋群を活性させましょう!
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