ランナー膝・腸脛靭帯炎をピラティスで解決する方法
                                    ランナー膝・腸脛靭帯炎とは、膝の外側が焼き付くような痛みを伴うスポーツ傷害ですが、実は一般の方でもなってしまう膝の痛みです。
炎症が強い場合は患部の治療が必要ですが、ランナー膝・腸脛靭帯炎の厄介なところは何度も繰り返してしまうことなんです。
なぜ繰り返すかと言うと、ランナー膝・腸脛靭帯炎になる原因を解消できていないからです。
そしてその方法としてピラティスが非常に有効なんです!
実は私も以前長年のランナー膝・腸脛靭帯炎に悩まされました。走ると左側の痛みが出現するという状態が数年単位で続きましたが、その原因が間違った身体の使い方と偏った筋肉・重心バランスだったんです。
それを理解してピラティスでアプローチすることで今は改善することが出来ました!
この記事では私の体験談も踏まえてランナー膝・腸脛靭帯炎の原因と有効なピラティスの方法についてご紹介します!
ランナー膝・腸脛靭帯炎とは?

ランナー膝・腸脛靭帯炎とは、脚の外側の股関節から膝にかけて付着する腸脛靭帯という長く強靭な靭帯が、膝の骨と何度も擦れ合って炎症するスポーツ傷害で、特にランナーに多いことからランナーズニーと呼ばれています。
上記図の赤字の部分が擦れて痛む症状です。痛みの特徴としては焼き付くような痛みで、特に体重が乗る瞬間に強い痛みを感じます。
炎症が強い場合は病院で服薬や物理療法も行われますが、基本的には安静やストレッチなどが処方されることが多いです。
しかしランナー膝・腸脛靭帯炎の一番厄介なところは、痛みを繰り返してしまうところです。
安静やストレッチで一旦痛みが引いたと思っても、運動を再開するとまた同じ箇所が痛くなってしまう…。この繰り返しなんです。
痛みを繰り返す原因
痛みを繰り返すというと、そこの箇所がまだ完治していないと思われがちです。
「まだ炎症が引いていないから、もっと安静にしてストレッチも増やさないと」
私も以前はそう思っていました。
しかし、痛みを繰り返すのはそこが改善していないからではなく、ランナー膝・腸脛靭帯炎になる原因が改善していないから同じ箇所を何度も炎症させてしまうのです。
ではその何度も炎症させてしまう原因は何かというと、間違った身体や筋肉の使い方です。
具体的には、膝が内側にねじれた状態で足を着地させる動作や、お尻や内ももの筋肉が使えておらず脚の外側にある大腿筋膜張筋という筋肉ばかりを使ってしまうことが原因です。
つまりランナー膝・腸脛靭帯炎が治っていないのではなく、治ってはまた炎症するを繰り返してしまっているんです。

ランナー膝・腸脛靭帯炎をピラティスで解決する方法
ではどうすればこの繰り返してしまう状態を解決すれば良いのか?
答えは、間違った動きのパターンを改善し使えていない筋肉を使うことです。
間違った動きで何度も膝が内側にねじれて腸脛靭帯が擦れてしまったり、使えていない筋肉があるせいでアンバランスで痛みを繰り返してしまっているんです。
つまり解決策としてはそこを改善してあげれば、痛み自体が起こらない形を作ることが出来ます。
本日はGreen&Bodyで実際にランナー膝・腸脛靭帯炎に対してアプローチしているマシンやエクササイズをご紹介します。
まずマシンとして最も活用されるのは「チェア」というマシンです。

座って使うことがメインではありますが、様々な使い方があります。実際のランナー膝・腸脛靭帯炎に効果的なエクササイズをご紹介します。
シーティッド・レッグパンプス

座った姿勢で、バネの負荷があるペダルを正しいポジションで上下させるエクササイズ。
膝が内側に入ることがなく、更に内側に入らないポジションで使い続けることで自ずと逆の筋肉を鍛えることが出来ます。
またターゲットが股関節と足首になる為、脚そのものを整えることにも長けています。
ペルビック・レイズ

宙に浮くような、チェア特有のエクササイズ。
これは腕や脚の力ではなく、腹筋の力を使わなければ浮くことはできません。またこのポジションで使われる筋肉は腹筋の中でも腹横筋・腹斜筋という、支えてくれるインナーマッスルです。
腹筋が抜けていては絶対に膝や股関節に負担が逃げてしまう為、ここで自分でコントロールしながら腹筋を活性させることが重要です。
レッグパンプス

シーティッドで行った動きを、体重を乗せた立位の状態で行うエクササイズ。
これは「きつい」というより「難しい」エクササイズです。
膝が内側にねじれる・体や骨盤が横に倒れるなどの代償を起こさないように、脚を真っ直ぐ正しく使う必要がある為、正しい動きのパターンと筋肉強化にはもってこいのエクササイズです。
Green&Bodyではこれらのエクササイズを中心に、他にもリフォーマーやタワーやコアアラインを使って、脚の正しい使い方と使えていない筋肉の強化にアプローチしています。
これらでランナー膝・腸脛靭帯炎を繰り返さず、また痛みが出る根本まで解決することができるのです。

まとめ
ランナー膝・腸脛靭帯炎は、膝の外側で起こる焼き付くような痛みで、生活にも支障をきたします。
最も厄介な点は、何度も繰り返してしまうことです。ではなぜ繰り返してしまうかというと、それは痛みが起こる原因である間違った使い方や筋肉のアンバランスが改善していないからです。
ランナー膝・腸脛靭帯炎を改善する為にはトレーニングが必須です。安静やストレッチだけでは繰り返してしまいます。
ピラティスで正しい身体の使い方と筋肉の強化を行い、ランナー膝・腸脛靭帯炎を自分で改善しましょう!
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