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膝痛を予防するためのピラティスの基本動作〜マシンピラティス初心者の方へ〜

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膝痛
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「階段を降りるときに膝が痛む」「長時間歩くと膝が重だるくなる」——こんな経験はありませんか?
実はこうした膝の痛みの多くは、膝そのものに原因があるのではなく、姿勢や筋力のアンバランス、動作のクセから生じていることが少なくありません。

長年、整体やマッサージ、整骨院に通っているのに一向に改善しないという方は、一度ご自身の

「身体の使い方」に目を向けてみることをおすすめします。

そこで注目したいのが、マシンピラティスです。
本記事では、膝痛予防のためのピラティスの基本動作を、初心者の方にもわかりやすく解説していきます。


なぜピラティスが膝痛予防に効果的なのか?

膝関節は、股関節(こかんせつ)や足関節(そくかんせつ)と連動して動いています。

つまり、膝は「結果」として痛みが出ている場所であり、「原因」は他にあることが多いのです。

特に注目したいのは、以下の3点です。

  • 骨盤のゆがみや体幹の弱さ → 姿勢が崩れ、膝に余計な負担がかかる
  • 股関節の可動域制限 → 歩行や階段動作時に膝が代償運動を強いられる
  • 内ももやハムストリング(太もも裏)の筋力低下 → 膝を安定させる筋肉がうまく働かず痛みが出る

ピラティスでは、これらの根本的な原因にアプローチしながら、正しい身体の使い方を再学習(リトレーニング)していきます。


初心者にもおすすめ!膝痛予防の基本ピラティス動作3選

マシンがなくてもできるマットピラティスは、自宅やスタジオで手軽に始められるのが魅力です。ここでは、膝まわりの筋肉を整え、痛みの出にくい身体の使い方を身につけるための、基本動作を3つご紹介します。

① ヒールスライド(Heel Slide)

目的:股関節の動きと体幹の安定性を高め、膝への負担を減らす

仰向けに寝て、片脚をゆっくり伸ばしたり戻したりする動作です。一見地味ですが、股関節を正しく使う感覚を養う基本の動きであり、体幹(コア)を安定させながら脚を動かすことを学びます。

ポイントは、脚を伸ばすときに骨盤が傾かないようにすること。骨盤が動いてしまうと膝に負担が集中します。これにより、日常動作における「膝だけで動く」クセを改善できます。


② ショルダーブリッジ(Shoulder Bridge)

目的:お尻・もも裏(ハムストリング)の強化、股関節と膝の連動を整える

仰向けに寝た状態で、背骨を一つずつ動かしながらお尻を持ち上げる動作です。骨盤周りと太もも裏の筋肉を活性化させることで、膝のサポート力を高める効果があります。

特に膝痛のある方は、太ももの前側ばかりが使われがちですが、この動作では普段使われにくい**ハムストリングスや臀筋(お尻)**にしっかり刺激が入ります。これにより、膝の負担が軽減されます。


③ クラムシェル(Clamshell)

目的:股関節の外側(中臀筋)を強化し、膝のねじれを防ぐ

横向きに寝て、膝を軽く曲げたまま上側の膝を開く動作です。貝が開くような動きから「クラムシェル」と呼ばれます。

この動作で鍛えられる中臀筋(ちゅうでんきん)は、骨盤の安定や膝のアライメント(位置関係)を保つためにとても重要な筋肉です。これが弱いと、歩行時に膝が内側にねじれやすくなり、膝痛の原因になります。

クラムシェルを続けることで、正しい膝の向き・使い方をサポートする筋力が育ちます


ピラティスの効果を最大化するためのポイント

膝痛予防のためにピラティスを行う際には、以下のようなポイントを意識するとより効果が高まります。

● ニュートラルポジションの理解

「ニュートラル」とは、骨盤と背骨が自然なカーブを保った状態です。このポジションを保つことで、無理のない筋肉の使い方ができ、膝への負担も軽減されます。

● 呼吸と連動した動き

ピラティスでは、胸式呼吸(ラテラルブリージング)を使い、動きと呼吸を連動させます。これにより、インナーマッスル(特に腹横筋や骨盤底筋)が活性化し、膝を支える体幹の安定性が高まります。

● 回数より「質」を重視

筋トレのように「たくさんやればいい」というものではありません。一つひとつの動きを丁寧に、正しいフォームで行うことが大切です。マシンピラティスはその点で、動きを補助しながら感覚を高めるのに非常に有効です。


こんな方におすすめ

  • 整体や整骨院に通い続けているが改善が見られない
  • 歩く・階段を降りる・しゃがむといった動作で膝に違和感がある
  • 姿勢が悪く、運動不足を感じている
  • 将来的に膝の痛みを予防したいと思っている

膝痛は年齢とともに誰にでも起こりうる悩みですが、「正しく動く力」を身につけることで予防・改善は十分可能です。


まとめ

ピラティスは、見た目はシンプルでも、姿勢・筋肉のバランス・関節の連動性といった体の根本にアプローチできるメソッドです。特にマシンピラティスは、初心者の方でも安全に始められ、正しい動作を身につけやすいのが魅力です。

長年の膝の不調に悩んでいる方、これまでのアプローチに限界を感じている方は、ぜひ一度マシンピラティスの体験に足を運んでみてください。身体の使い方が変われば、未来の身体の状態も変わります。


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