こるレポ vol.2【2024年２月】
2024.02.26
こるレポとは、COLレポートの略です。Control of Life（コントロール・オブ・ライフ）の頭文字で”人生をコントロールする為の健康レポート”。それがこるレポです。
代表木村が綴るレポート。皆様に健康な毎日を！
コラム
日々淡々と走り続けることについて
「先生、黒くなりましたね！」去年の夏頃に、何度となく頂いた言葉。その通りで、去年の私は誰がどの角度から見ても明らかに黒くなっていました。
夏だからと海ではしゃいだわけではありません。（もちろん日サロなるものでも）シンプルに外で走って焼けていたんです。
遡ること数年前。地元岡山で開かれる「おかやまマラソン」の県民枠・一般枠の2つに申し込み（岡山県民は2回抽選があるんです）、見事に2回とも落ちて心がポキっと折れて以来申し込みをしていなかったんですが、去年何を思ったかタイミングが重なって申し込みました。
「おかやまマラソンまだ申し込めるんだ。時期的に一般枠だけだからどうせまた落ちるだろうけど、とりあえず出してみるか」。そう高を括って申し込んだら、まさかの当選。これはやるしかないだろうと、夏から急いでトレーニングを開始してマラソンに向けた準備をしていたのが私が黒くなった理由です。
それにしても、夏のマラソントレーニングは苦行でしかありません。肌は焼けるし、汗はシャツが絞れるくらい流れるし、きついし、とにかく暑い。暑すぎる。
「俺はわざわざ何やってんだろう…」。そう自問した回数は煩悩の数より多かったと思います。
夏だからしんどいんだろうと思っていたトレーニングは、少し涼しくなった秋になっても何ら変わることなく体にまとわりつきます。その後の本番おかやまマラソンはなんとか完走して、42.195kmを走り切る体は手に入れたわけです。それなのに、未だに走るときちんとしんどい。つまり走る＝しんどいわけです。
それでも淡々と走り続けます。人に「走っているんです」と言うと、「走るのってしんどくない？なんでわざわざ走るの？」とよく尋ねられます。
色んな理由が人にはあると思いますが、私の場合は常に一つ。進化したいからです。
勿論年齢には抗えませんし、日々加齢はしていきます。しかし老化とは違うと思います。
マラソンでは100%自分の日々の鍛錬が顕著に顕在化されます。日々トレーニングをすることで、1年や5年前の記録を塗り替えることだって出来るんです。現におかやまマラソンで何人の60代以上の方達に走り抜かれたことか…。
数字で顕在化させてタイムが伸びている時、「俺強くなった、進化したな」と思える瞬間。それが何より爽快なのです。
だからと言って全員に走りましょう！と言うつもりはありません。それが全てではありませんし、デメリットだってあります。
ただ、過去の自分を追い越して未来の自分に期待する行動に私は憧れていました。その手っ取り早い方法の1つが私の場合ランニングでした。そして、いつからでも挑戦できる。
今は3月の徳島マラソンに向けて、また日々走り続けています。
ちょっと健康になる話
出汁生活、はじめてみませんか？
皆さんは出汁を取っていますか？日本古来の文化でもあり、日々の食卓で欠かすことが出来ない出汁。
近年食事が欧米化してすっかり出汁文化が薄れてしまっているようです。加えてうま味調味料も流通し、手軽にガツンと刺激のある味が再現できます。
でも、ここには落とし穴があります。うま味調味料に含まれるグルタミン酸は通常の旨味を感じる成分の1つですが、その量が多量なのです。これによってガツンと旨味を感じるわけですが、それは神経系を介して脳に興奮作用を引き起こします。
必要なアミノ酸ではありますが、摂りすぎることが問題なのです。
それよりは、昆布・いりこなどで天然のグルタミン酸、さらに加えてカリウム・カルシウム・鉄・マグネシウムなど、沢山のミネラルや食物繊維まで摂取することが出来ます。
手間は掛かりますが一つ作業を増やす程度で簡単に出来ます。
我が家では、寝る前に昆布といりこを水につけて置いて、翌朝弱火で出汁を取って最後に鰹節を入れて作っています。前の晩に一手間加えるだけで、沢山の栄養価が摂取できます。
是非天然の出汁から恩恵を授かりましょう。
木村のレシピ
ニンニクキャベツ
（材料）
・キャベツ…７枚程度
・ニンニク…４片
・オリーブオイル…適量
・塩…少々
（レシピ）
①キャベツはざく切りにして軽く水洗いする
②ニンニクの２片はみじん切り、２片は縦に切って軽く潰す
③フライパンにオリーブオイルを敷いて、縦に切ったニンニクを入れて弱火にかける
④香りが立ってきたらみじん切りしたニンニクも入れて、すぐに強火にしてキャベツを入れる
⑤ざっと絡めて最後に味を見ながら塩をしたら完成
