こるレポ vol.4【2024年4月】
2024.04.23
こるレポとは、COLレポートの略です。Control of Life(コントロール・オブ・ライフ)の頭文字で”人生をコントロールする為の健康レポート”。それがこるレポです。
代表木村が綴るレポート。皆様に健康な毎日を!
コラム
運動を楽しく継続するなんて無理な話
私は健康産業で主に運動指導を仕事の主軸とさせていただいています。
だからよく言われるのは「運動がすごく好きなんですね」「運動得意でいいですね」という言葉です。
が、実のところは真逆で運動は大の苦手です。学生の時に成績が悪かったのもダントツで体育でした。
走るのも遅い、球技は投げるも打つも蹴るも壊滅的センスで、唯一取り組んでいた柔道だけが生き残ったという状況です。
つまり、運動が苦手で「運動を楽しく続ける」ということを、私はできた試しがないんです。
しかし、現在積極的に運動には取り組んでいます。ピラティスは毎日取り入れていますし、ランニングも大会に向けて日々取り組んでいます。
ではなぜ私が運動に取り組めるかというと、楽しいという「感情」よりも、こうなる・なりたいという「事実」にフォーカスしているからです。
感情と事実は離れているものではなく、両輪のように機能し合うものです。つまりそのバランスが重要なのです。
感情は常に揺れ動きます。気分が良い時もあれば勿論悪い時もあります。だからこそそこを中心に物事を決め過ぎると、どうしてもブレが生じます。運動が楽しい時は毎日でもやるでしょうが、一度心が折れてしまったら腰が重くなってしまいます。
その点、運動をした結果という事実は変わりません。正しい動きを取り入れると痛みは改善しますし、走れば走るほど身体は強くなってタイムが伸び体重は落ちます。
勿論動かし方や強度設定など正しく取り組んでいかなければなりませんが、やれば確実に現実が変わるという事実に結び付きます。
ただこれは感情が不要という訳ではありません。私自身、運動に取り組んで得られるであろう事実と新しい自分に「期待」していますし、それがモチベーションにもなります。しかし、期待は遠いものではなかなか効果を発揮しづらいとも思われます。
例えば「10kg痩せた自分」より「今あるこのお腹が少し引き締まる自分」の方が、イメージもし易く期待もしやすいですね。期待は手前で小さな積み重ねが重要です。
最大のポイントは「感情だけで物事の決定をしないこと」です。私個人としては、変わらない事実に取り組んで手に入れるからこそ嬉しいという感情が生まれるという感覚です。
楽しく運動を継続し続けるなんて無理があります。バランスを取りながら、生活の中に運動を取り組んでみてください。
ちょっと健康になる話
姿勢が固まるタイムリミットは20分
姿勢は同じ姿勢で居ることで固まります。これは筋肉や関節もそうですが、脳での記憶も凝り固まります。
具体的には、間違った姿勢で立ち続けると「これが自分の立ち姿勢だな」と脳がインプットしてしまい、それが基準になってしまうのです。
そのタイムリミットは諸説ありますが20分と言われています。つまり同じ姿勢を20分続けていると、それで固まり上書き保存されてしまうのです。
この改善方法はとても簡単。固定せず動くことです。
具体的には、お姉さん座りをしているのなら膝の向きを変える。座っているのならトイレに行く為に立つ。
こんな簡単なことでオッケーです。要は硬めすぎないことが重要です。
同じ姿勢で居続けず、少しでも動かしていきましょう!
木村のレシピ
長芋の短冊焼き
(材料)
・長芋…1/2本
・塩胡椒…少々
・醤油…小2〜大1
・けずり粉…少々
・米油…適量
(レシピ)
①長芋を短冊切りする
②フライパンに油を敷いて火をつけて、熱くなったら①の短冊を入れる
③焼き色が付いたら塩胡椒する
④醤油を回し入れて全体に回ったらさらに引き上げる
⑤最後にけずり粉を振って完成
(一言)
マク◯ナルドのポテトの味に似ていますが、長芋で揚げていないので副菜として最高です。