夕食のタイミングと睡眠は深く関係しています!
2017.08.06
こんにちは。岡山で”姿勢”と”栄養”で、からだをリフォームする専門店Green&Bodyです。
昨日は”夕食は睡眠時のからだの回復に不可欠”という内容をお伝えさせていただきました。
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こちらで夕食が必要な本当の意味をご理解いただけたかと思います。
しかし!単に食べるだけではまだ足りません。タイミングをしっかりと管理しないと、こちらも睡眠の質を低下させてしまうことにつながるのです。
今日は夕食のタイミングと睡眠について、お話しさせていただきます。
消化という働きはエネルギーを使う
わたし達は口から食べものを入れます。
食べものを口に運び、そこでしっかり咀嚼して飲み込みエネルギーにします。不要なものは排出します。
上図が機能を分かりやすくまとめています。
上記はざっくりとお伝えしましたが、この流れは非常に精巧で、多くの内臓機能やエネルギーを使います。この過程の中で、からだの中では代謝が行われるわけです。
ここでちょっと変化球を。
小中高生の頃、給食を食べてすぐ走ったりするとお腹が痛くなったことはありませんか?これはみなさん経験があると思います。
この原因は消化をする為に内臓に血液が集まっていることなどが原因です。(他にも自律神経や物理的な問題もあります)
つまりそれだけエネルギーを使い機能を集中させる必要があるのです。
内臓の働きは無意識
そして、またまた変化球。ここで少し実験です。
今から胃の消化を促進させてみてください。もしくは、腸の動きを活性化させてみてください。
出来ますか?私には出来ません(笑)
これはなぜなら、内臓は無意識下で働きコントロールすることが出来ないのです。
この機能は、どんな時でも機能を起こす為と考えられます。だからこそ、わたし達は生きて活動することが出来るのです。
この働きは寝ている間でも行われます。
何が言いたいか?それだけ消化や吸収や排出などのからだの機能は大切で、エネルギーを使うのです。そして、食べた後も内臓は無意識に働いているのです。
内臓が働いている時は熟睡が出来ない
内蔵は無意識に働いてくれて、物理的に最も働くのは食べものが入ってきた時です。
食べものが入ると、それを分解消化し、吸収して血肉やエネルギーに換える必要があります。これにはかなりの労力が使われます。
その時に睡眠をしても、内臓は働いているので熟睡することは出来ません。
睡眠という行為は消化吸収を促進することは出来ます。なぜなら副交感神経にスイッチが入る為、副交感神経優位時に行われる消化吸収は促進されます。
しかし、内臓が働いていることに変わりはありません。
消化吸収には、食べるものにもよりますが約4~5時間掛かります。つまり4~5時間は内臓は働いています。
例えば、23時に食事をして0時に就寝し7時に起床したとします。物理的には7時間の睡眠をとっているようですが、消化の時間は熟睡出来ていない為-3~4時間となり、実際にからだが睡眠している時間は3~4時間ということになってしまいます…。
夕食は回復する為にも必要です。しかし、闇雲に食べることもからだにとって負担となってしまいます。夕食とタイミングのポイント
では、どのように夕食をすれば良いのかについてお伝えします。
●19時~20時に食事を済ませる
この時間に食事を済ませると、0時には消化は終わりからだは熟睡モードに入ることが出来ます。
●夜遅くなる時は分食をする
どうしても時間が遅くなってしまう場合は、2回に分けましょう。糖質などは消化に時間や負担が掛からない為、おかず系を先に食べることをおすすめします。
●分食が出来ない場合は消化に良いものを食べる
仕事柄分食が出来ない場合は、消化に良いものを食べましょう。私も仕事で夕食が遅くなってしまった時などは、ご飯、目玉焼き、豆腐などを食べます。朝食のようなイメージ、また原型がおすすめです。肉や魚は消化に時間と負担が掛かります。
以上を押さえていただくことで、質の良い睡眠と回復を促すことが出来ます。
是非行ってみてください!
からだ×リフォーム専門Green&Body
木村 泰久
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