こるレポvol.8【2024年8月】
2024.08.24
こるレポとは、COLレポートの略です。Control of Life(コントロール・オブ・ライフ)の頭文字で”人生をコントロールする為の健康レポート”。それがこるレポです。
代表木村が綴るレポート。皆様に健康な毎日を!
コラム
”努力は裏切らない”の真意とは?
オリンピック、大いに盛り上がりましたね。メダル獲得数も世界的に見てもとても多く、沢山の競技の中で様々な感動を貰いました。次はパラリンピックに期待ですね。(岡山の選手も多く出場されます)
しかし多くの感動的なシーンが生まれるスポーツの世界では、それと同じくらいの絶望的なシーンも目にします。
ラスト1秒での逆転、金メダル確実と言われていた選手のまさかの初戦敗退、直前の怪我による欠場。これらもまたスポーツの魅力の一つなのかもしれませんが、数年間この日金メダルだけを目指してきた当人にとっては悲劇以外の何者でもありません。
スポーツの世界で金メダルはただ1人です。それ以外の選手は、必ず負けを経験するわけです。つまりその競技では1位以外は敗者とも捉えられてしまうのです。
私も昔競技をしていました。その時の座右の銘は「努力は裏切らない」で、この言葉があったからこそどんな辛い稽古や苦難にも立ち向かうことができたと今でも思っています。
しかし、この言葉が本当にその通りなら努力をした量に比例して勝率は上がり金メダルが取れるはずです。しかし金メダルの椅子はただ1つです。私も努力はしていましたが、大きな大会で優勝の経験はありません。
一時はこの矛盾に気付いて「いくら努力しても無理なことってあるよな」と少し斜に構えた捉え方をしていた時期もありました。
ただ「努力は裏切らない」という言葉の真意は、結果にフォーカスしたことだけではないと今は考えています。もしこの言葉が結果だけに対しての定義であれば矛盾はしています。しかし”何に対して”努力は裏切らないのかという主語はありません。つまり主語は何にでも置き換えることができるはずです。
今私が最も腑に落ちるのは「これから起こりうる様々な事象に対して、努力は裏切らない」です。
きつい練習やトレーニングは何もその競技の結果だけに繋がるものではありません。きつい練習に耐えた精神力が、仕事では営業として活かされるかもしれない。試合におけるとんでもない絶望的な経験が、辛い経験値を上げて少しの失敗でも耐えられるかもしれない。
努力をするから嬉しいことも悲しいこともあるわけですが、誰にも出来ない自分だけがした経験値という財産は、努力をしたからこそ得られたものです。今回オリンピックの様々なシーンを見ていて、改めてスポーツの表裏と真意を見た気がしました。
やっぱりスポーツ観戦は最高ですね!
ちょっと健康になる話
食物繊維は使い分ける
近年流行っている「腸活」は、腸に良いことをして活性させましょうという意味合いです。そこで紹介される食品は納豆や野菜など一見腸に良いものではあります。
当スタジオでも食物繊維の摂取はおすすめしていますし現代人のほとんどは不足している為摂るべきとされています。
しかし、これは全員に対して言えるものではありません。逆にこれらを摂取することで腸がむくんだりしんどくなってしまうなど体調不良を起こしてしまう方もいらっしゃいます。
原因は善玉菌が多すぎる状況です。腸内には3種類の菌が存在し、それぞれがバランスを取っています。
①善玉菌 2
②悪玉菌 1
③日和見菌 7
このバランスが重要です。食物繊維を摂るべき方というのは、悪玉菌が2や3と増えてしまっている方です。この状態は便秘などを起こしていますし腸の機能も悪くなるので、善玉菌の餌になる食物繊維を摂取することがおすすめです。
しかし、善玉菌が3や4と多すぎる人もいます。この場合も腸の機能不全を起こすのです。
SIBO(シーボ)という状態で、便秘とは逆に下痢っぽいことやガスが溜まりやすいなどの症状が見られます。
(稀に便秘なのにSIBOという方もいらっしゃいます)
●SIBOの症状
・1日にトイレに3回は行く
・食事をしたらすぐトイレに行きたくなる
・よくお腹にガスが溜まる
・牛乳や発酵食品を食べたらお腹が張る
この場合食物繊維を摂取してしまうと、益々善玉菌が活性して逆効果になります。
もしSIBOの症状が疑われる場合は、食物繊維や発酵食品を2週間程控えます。そして症状が和らいだら、今度は不溶性の食物繊維を摂取していきます。具体的には、ゴボウや芋などですね。
食物繊維はうまく使い分けて、摂るタイミングや種類を見極めていきましょう!
木村のレシピ
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